2学期目の履修科目紹介①~イスラムと西洋~

Euroculture2学期目@チェコの授業紹介。
第1弾は「イスラムと西洋」です!

私はこれまで宗教を学ぶことを避けてきましたが…、
現代ヨーロッパをより理解するためにも、宗教は欠かせませんね

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授業内容

「イスラム教」自体ではなく、イスラモフォビア(イスラム恐怖症)について学びました。要するに、イスラム教・イスラム教徒に対する西洋の誤解や偏見のことです。

イスラム教徒はテロリスト

たとえば、「イスラム教徒=テロリスト」というイメージは、イスラモフォビアの一種です。

イスラム教徒全員がテロリストではありません。

ただ、こういった印象操作で、イスラム教徒の排除を正当化している人たちがいます。

 イスラム教は女性蔑視の宗教

また、イスラム教徒の女性は弾圧されているイメージが、西側諸国では広まっています。

 

教授
確かに、イスラム社会では男女平等が実現していないけれど、それは西洋もでしょ?先進国でも、完全な男女平等は実現していないよね?

 

この言葉を聞いて、その通りだなと思いました。

この時、ちょうど森元首相が女性蔑視発言で日本のメディアに叩かれていましたし…。

無意識のうちに、イスラム教と男尊女卑を結びつけていたことに気づけました。

おすすめの書籍

リーディングリストの中から、おすすめの2冊をご紹介します。

「イスラム教×女性」のテーマに興味があれば、こちらの本がおすすめです。

  • Do Muslim Women Need Saving?

イスラモフォビア全般に興味があるなら、こちらも。わかりやすい言葉で書かれています。

  • The Fear of Islam: An Introduction to Islamophobia in the West

課題

この授業では、2種類の課題が出ました。

Book Outline

1つ目の課題は、計4冊の本の要約。
1冊あたり、A4用紙3ページに要約しました。慣れない内は、恐ろしいほど時間を費やしてしまいました。(1冊目は1週間も…!)

ただ、論文等で引用する際に重宝しましたし、慣れれば、そんなに時間はかかりません。

・・・

私は上で紹介した、「The Fear of Islam」と以下の3冊を要約しました。

▼ 1冊目はイスラム教の基礎を理解するために読みました。が、内容は難解な部分もあるため、ある程度知識を持っていないと、読み進めるのはしんどいかも…。

  • イスラムの読み方:その行動原理を探る

▼ 2冊目はこちら。イスラムを敵視する側の意見も読みたいと思い、選びました。過激な内容でしたが、彼らの敵はイスラム教徒だけではなく、移民を推進するリベラル派も含まれることに気づけました。
  • 西洋の自死:移民・アイデンティティ・イスラム

ちなみに、2冊目のオリジナルは英語です。
  • The Strange Death of Europe: Immigration, Identity, Islam

▼ 3冊目はこちら。2冊目とは対照的に、イスラモフォビアを批判する内容です。タイトル通り、イスラムの視点から、主に西ヨーロッパを分析しています。
  • イスラームからヨーロッパをみる:社会の深層で何が起きているのか

Presentation

2つ目の課題はプレゼンです。
Book Outlineで扱った本を、他の学生に紹介しました。

まとめ

これまで宗教を学んでこなかったため、この授業のおかげで視野を広げられました。

また、ここで学んだ内容を、夏期合宿の論文に活かせました!詳しい内容はまた別の記事でご紹介しますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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