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【ベルリン】WWII時代のドイツを知る~おすすめスポット6選

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ベルリン特集 第2弾!
今回は第二次世界大戦時代の歴史に興味のある方に向け、ベルリンのおすすめスポットをご紹介します。

 
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歴史-第二次世界大戦時代のドイツ

ドイツは第二次世界大戦で日本と同様、敗戦を経験した国です。
大戦中、ドイツを率いたのはナチ党のアドルフ・ヒトラー。ヒトラーはユダヤ人をドイツ国民の共通の敵とすることで、ドイツ全体を一つにしようと目論みます。そして打ち出したのが人種政策。その内容は、ドイツ人を含むアーリア人こそ優性民族であり、劣等民族のユダヤ人は絶滅させるべきだというものです。

虐殺されたユダヤ人の総数は600万人に上ると言われています。この過ちを繰り返さないため、歴史教育を徹底的に行い、ドイツ各地にユダヤ人を偲ぶモニュメントなどが設置されています。

カイザー・ヴィルヘルム記念教会 Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche

kaiser wilhelm kirche

青いステンドグラスが印象的なこの教会、こちらはカイザー・ヴィルヘルム記念教会の新教会塔です。隣にある旧教会堂は大戦中に空襲の被害を受けました。空襲により屋根が破壊されましたが、戦争の記憶を風化させないため、壊れた状態のまま保存されています。広島の原爆ドームのような印象を受けますね。

▼屋根が欠けているのがわかるでしょうか?

Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche

▼旧教会堂の天井には、亀裂が入っています。

Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche

プレッツェンゼー記念館 Plötzensee Memorial Center

gedenkstätte plötzensee

ここは戦時中、刑務所だった場所です。反ナチスを唱えた2891名が国家反逆罪で不当に死刑を執行されました。建物の中に入ると、犠牲者に関する展示(英語とドイツ語)や処刑場を見学することができます。ナチス・ドイツによる残忍な行為を伝える、貴重な場所です。静かで殺風景で、人もあまりいないので、とても物悲しい雰囲気でした。

ベルリンの中心部からは離れているので、バスに乗っていく必要があります。お時間がある方はぜひ行ってみてください。

ホロコースト記念碑 Denkmal für die ermordeten Juden Europas

Denkmal für die ermordeten Juden Europas

ベルリンのシンボル、ブランデンブルク門の南側に2711基もの石碑が並んでいます。これらはホロコーストで犠牲となったユダヤ人への追悼の意を込めて作られました。この石碑の中にぐんぐん入っていくと、石碑の高さは身長をはるかに超えます。周りに誰も見えなくなり、不安な気持ちになりました。あえてそう作っているのでしょうか…。

地下にはホロコーストに関する情報センターもあります。

ベルリン・ユダヤ博物館 Jüdisches Museum Berlin

fassade

ホロコースト生存者の両親を持つ、ダニエル・リベキンドが設計した博物館。建物内部の歪みや暗さ、冷たさはユダヤ人が経験した苦しみを表現しています。

▼展示の一部です。

jewish museum

個人的に一番印象に残っているのは、金属製のプレートが敷き詰められた暗い部屋。抵抗はありましたが、この顔の形をしたプレートの上を歩いてみると、プレート同士がぶつかり合って音がします。この音はユダヤ人の叫びを表現しているそうです。

 

17番ホーム記念碑 Gleis 17 Memorial Berlin Grunewald

Berlin-Grunewald station

ベルリン西部郊外にひっそりとたたずむグルーネヴァルト駅。ここから約5万人ものユダヤ人が東欧の強制収容所へ送られ、そのほとんどが虐殺されました。この線路のずっと先に、負の遺産として有名なポーランドのアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所があります。

▼アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は教科書にも写真が載っていますね。

auschwitz

とても悲しい雰囲気がただよう場所です。

ヴィリー・ブラント記念館 Forum Willy Brandt

Forum Willy Brandt

旧西ドイツの首相として活躍したヴィリー・ブラント。ポーランドの首都ワルシャワを訪問し、ユダヤ人虐殺への謝罪を行うなど、東方外交をすすめました。反ナチス運動によりノルウェーに亡命していた頃も含め、その生涯を学べる場所です。

ブランデンブルク門から徒歩で行けます。ウンター・デン・リンデンという有名な通りを歩くとたどり着けます。

おまけ:つまづきの石 Stolpersteine

stolpersteine

ナチス・ドイツ犠牲者がかつて暮らした場所に設置されているプレート。ケルンのアーティストが始めた活動で、ベルリンを含むドイツ各地、さらには20ヶ国を超えるヨーロッパ諸国で設置されています。

 
足元にも注目しながら、ベルリンの街を楽しんでください!
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