【海外大学院出願用】CVの書き方~3つのコツ

今回はMotivation Letter/Personal Statement(志望理由書)、推薦状と並んで出願書類として必要なCVについてお話しします。CVとは、Curriculum Vitaeの略語で履歴書のことです。CVは大学・大学院への出願以外にも、インターンシップや就職の際に必要とされます。

日本の履歴書との大きな違いは、決まったフォーマットが存在しないことです。そのため、書く内容とフォーマットをどちらも自分で決めて作成していく必要があります。

私は大学院への出願のためCVを作成し、合格することができました。CV作成の際に気をつけたポイントなどをお伝えします!
おすすめ記事

出願書類の中で、Motivation Letterが最も合否を左右すると言っても過言ではありません。Motivation Letterは「なぜその大学院で学びたいか」という志望理由はもちろん、自分のこれまでの経験・将来のキャリア計画・自[…]

documents
おすすめ記事

海外の大学や大学院に出願する際、出願書類に推薦状が含まれている方は多いと思います。出願書類の中でも、志望理由書が最も合否を左右すると言えますが、それらの信憑性を保つ上で、推薦状は重要な役割を果たします。自己アピー[…]

professor

コツ1 具体的かつ簡潔な内容

CVは自分をアピールし、採用してもらうために書く書類なので、なんと言っても中身が重要。氏名や連絡先などの個人情報はもちろん、学歴や職歴、スキルも具体的に記載する必要があります。ただ、A4サイズの紙1~2枚にまとめる必要があるため、簡潔に箇条書きで書かなければなりません。

なにを書くか

CVに書く内容を以下にリストアップします。大学・大学院への出願を想定して、必須項目には●、任意の項目には〇をつけています。英語で書いてる部分はそのままサブタイトルとして使えます。

● 氏名
Contacts 連絡先(住所、メールアドレス、電話番号)
Professional Objective 簡単な自己紹介文:max 100語にまとめるのがおすすめ
Education 学歴
Skills スキル(語学、PC、デザインやコミュニケーション、プレゼンテーション、マネジメントなど)
〇 生年月日
〇 性別
Extracurricular Activities 課外活動
Volunteer Activities ボランティア活動
Internship インターンシップ歴
Work Experience 職歴
Research Interests 関心のある専門分野
Certifications 資格
References 推薦者の氏名、所属、連絡先(推薦状を書いてくださった方など)
Honors and Awards 受賞歴(奨学金の採用や、成績優秀者に選定された人は書きましょう)
Publications 発表した論文のタイトルやURLなど
〇 他にもアピールできることがあれば。
※顔写真を入れる必要はありません。
いろいろありますね。基本的に大学院への出願の場合、学歴に重点を置くべきです。ただし、出願先に応じて調整することが大切。たとえば開発学であればボランティア活動の項目の分量を増やしたり、MBAであれば職歴に重点を置いたりしましょう。

どう自分をアピールするか

具体性を持たせることが重要です。実績を書く際、数字を含めると具体的かつ客観的に伝えられます。一例はこちら。

EDUCATION
Aiueo University, Tokyo, Japan / Apr. 20XX – Mar. 20XX
Bachelor of Laws. GPA 3.5 on a scale of 4.0.
Graduation Thesis: XXXXXXXXXXXX.
Added to the Dean’s List in fall semester 20XX which awarded the top 10% students.
University of ABC, Berlin, Germany / Oct. 20XX – Sept. 20XX
One-year exchange programme, studied EU Law and German language.

VOLUNTEER ACTIVITIES
Study abroad supporters, Tokyo, Japan / Oct. 20XX – Mar. 20XX
URL: https://XXX.jp/en/
Supported undergraduates who aim to study abroad by holding events. Conducted questionnaire surveys to over 100 students to enrich the content.
箇条書きで簡潔に、数字を入れて具体的&客観的に書くことを心がけましょう!

コツ2 シンプルで見やすいフォーマット

cv

すでに言ったとおり、CVはA4サイズの紙1~2枚にまとめる必要があります。そして、シンプルで見やすいことにこだわりましょう。CVで最も重要なのは中身ですが、2番目をあげるとしたら読みやすさです。文字が読みづらかったり、ゴチャゴチャした印象を与えてしまうと、中身が良くても、もったいない結果になる可能性があります。それだけは避けたいですよね。ここでは3つのツールをご紹介します。

  1. Word
  2. IllustratorやInDesignなどのデザインソフト
  3. Europassなどのオンラインツール

Wordでつくる

多くの人が使える便利なツールですね。Wordで作成する人が大半ではないでしょうか。フォントサイズや行間、余白を調整したり、太字・段組などを設定したりして、シンプルにまとまったCVに仕上げましょう。

メリット :多くの人が使える。操作が簡単。
デメリット:デザインソフトに比べて、デザインの自由度が低い。

※なお、他の2つを使う場合でも、Wordで下書きを用意しておくことをおすすめします。自分で見直したり、誰かに添削してもらう場合に便利です。

Illustrator または InDesignでつくる

元々これらのデザインソフトを使える人であれば、CV作成にも活かせます。実際、日本でもデザイン職の方は自作で履歴書を作ります。自由度が高いのが一番のメリット。デザインスキルをアピールしたい人にはおすすめです。また、「cv templates illustrator」などと検索すればテンプレートをダウンロードできるので、一から作成する必要もありません。

ただし、ソフトの利用にはお金がかかりますし、初心者がパパッと使えるようなツールではないので、わざわざこれを機に使わなくても大丈夫ですよ。

メリット :自由度が高い。紙面を最大限に活かせる。他人と違ったデザインで目立つ。
デメリット:使ったことがない人には使いづらい or 使えない。作成に時間がかかる。
Word、Illustrator、InDesignで作成する場合は、文字サイズ・フォントにも気をつけましょう!新聞とか雑誌を参考にしてみるといいですね。

Europassでつくる

Europassはウェブサイト上で簡単にCVを作成することができる無料のツールです。情報を打ち込んでいけば、PDFでダウンロードすることができます。サイト内のCreate your CV (+ cover letter) onlineでCVを作成が可能です。ヨーロッパでの進学・就職を希望するなら、このツールを使うのが無難と言ったところでしょうか。

メリット :慣れれば操作は簡単。手っ取り早い。無難。
デメリット:しいて上げると、クラウド上に個人情報を保存することに抵抗があると使えない。

Europass

私は下書きをWordでつくり、友人に添削してもらった上で、InDesignで見やすいフォーマットを作成しました。元々InDesignを使い慣れていただけなので、シンプルで見やすければどのツールでも問題ないです。Europassに打ち込んだ方が、作成時間を削れた気がしますし。

デザインにこだわりすぎて、勉強時間が減ると元も子もないので、自分に合った便利なツールを活用しましょう

コツ3 誰かに読んでもらう

もちろん、自分で何度も見直し、修正することは大切。誤字脱字は徹底的になくしましょう。

しかし、どんなに気をつけても自分で書いた文章は主観的になりやすいです。また、ネイティブまたはネイティブ並みの英語力を持つ方に添削してもらえば、文法の間違いや、より良い語彙を指摘・アドバイスいただくことができます。必ず誰かに読んでもらいましょう。私は友人に読んでもらったり、セミナーに参加したりしました。トビタテのサイトに、セミナーやイベントの案内がありますよ!

 トビタテ 海外大学院進学 お役立ちガイド

参考になるブログ&サイト

最後に、私がCV作成の際、参考にしたブログ&サイトを紹介します!ぜひご活用ください。

運営者のみなさまに感謝します。
こちらの本もおすすめ

今回は海外大学院の出願準備に役立つ、おすすめ書籍をご紹介します!今どきネットで調べれば何でも載っていますが、手っ取り早く信憑性の高い情報にたどり着けるところが書籍の良さ。全てをパソコンでいちいち検索するのは面倒ですし[…]

books