Erasmusで欧州留学② エラスムス・ムンドゥスとは?

前回の記事で扱った、エラスムス・ムンドゥスについて、もう少し詳しくお話しします!

エラスムス・ムンドゥスの正式名称は
Erasmus Mundus Joint Master Degree(略してEMJMD)。

EMJMDでは、ヨーロッパの複数の大学院で学び、修士のジョイント・ディグリーを取得できます。修士課程なので、大学を卒業している(または卒業予定である)方が対象。ヨーロッパで学びたい人、修士をとりたい人に、特におすすめです。

前回の記事

Erasmus(エラスムス)。ヨーロッパに留学したことのある方なら、一度は聞いたことがあるでしょうか?Erasmusは、EU加盟国の学生の流動を推進する取り組みです。これのおかげで、EU加盟国の学生は留学をしやすくなりました。具体的には、E[…]

EMJMDのコースはどう探せばいい?

まずは、コースの探し方について。
欧州委員会(European Commission)の公式サイトにEMJMD Catalogueというページがあるのでアクセスしてみてください。ここではEMJMDのコースを検索することができます。

※ただし、このサイトは近々、リニューアルされるそうです!!

フィルターが6つ実装されているので、Field of study(研究分野)などの項目を選択しましょう。

数え間違えていなければ、
2020年秋開始のコースは全部で122個もありました!

▼実際の画面

emjmd-catalogue

選択し終わったらApplyをクリックし、下に表示される結果を確認しましょう。フィルターで絞っても結果が多すぎる場合は、「Ctrl+F(Macはcommand+F)」でページ内検索をすると便利です。ただ、できれば地道に全部の名前を確認して欲しいです。気になるコースが見つかるかも知れないので。

▼実際の画面

emjmd-catalogue

検索結果は2列で表示されます。前半の略称(上のキャプチャで言うと、TROPMUNなど)をクリックすると、そのコースのウェブサイトにアクセスすることができます。後半の正式名称をクリックすると、欧州委員会公式ページ内のコースの概要説明に遷移します。

コースのウェブサイトに一番情報が載っています。
気になるコースは必ずチェックしましょう!

Erasmus Mundus奨学金

money

もし、Erasmus Mundus奨学生としてEMJMDのコースに合格できれば、年額で最大25.000ユーロの奨学金を受け取ることが可能です。返済不要です。実際の支給額などは各コースのウェブサイトを確認してください。

欧州2カ国以上で学びつつ、最高2万5,000ユーロの奨学金を受けることができます。

引用元:駐日欧州連合代表部

この額は、授業料と生活費・渡航費をカバーできるほどです。

Erasmus Mundus奨学金にも応募する場合、最大で3つのコースまで同年に出願ができるようです。もしErasmus Mundus奨学金に落ちてしまっても、self-funding(自分で資金調達)として参加することが可能です。Erasmus Mundus奨学金の枠は狭いですが、self-fundingであれば合格できる可能性が高まります。

self-fundingで合格し、JASSOのような他の機関から奨学金を得る/借りるなど、いろんなやり方があると思います。

出願方法や時期は?

コースによって異なるので、それぞれのコースのウェブサイトを確認し、募集要項を熟読しましょう。Erasmus Mundus奨学金にも応募する場合は、コースのみへの出願よりも締切りが早いので注意してください。

志望者は、コースを提供するコンソーシアムに直接応募し、コンソーシアムが選考の上、奨学金対象者を決定します。応募の締め切りはコースを実施する各コンソーシアムによって設定されていますが、通常は12月中旬から1月下旬で、ほとんどの場合には翌秋にコース開始となります。

引用元:駐日欧州連合代表部

その他の情報収集の方法

search

欧州留学フェア

欧州留学フェアにぜひ参加しましょう。2020年はコロナの影響で秋開催ですが、例年は5月に東京と大阪で開催されています。EMJMD以外にも、欧州各国の大学が参加しています。希望の留学先の担当者や先輩方から、貴重な情報を得られるはずです。

FacebookやTwitterで「EU留学(Study in Europe)」をフォローしておくと、イベントの情報をいち早くキャッチできます!

さらに知るには

欧州留学ガイド(Study in Europe Guide)には、EUのプログラムに関する情報や、27のEU加盟各国への留学や奨学金に関する基本的な情報が掲載されています。留学機会、そしてEU代表部や加盟国のイベントに関する最新情報はEU留学のフェイスブックページ(Study in Europe Facebook)でも案内しています。EU代表部は、留学機会や欧州の食べ物・文化を紹介する学生を対象としたイベント(Student events)も開催しています。

さらには、EUのStudy in Europe websiteStudyPortalsScholarshipPortalの各種ウェブサイトでもさまざまな情報を提供しています。

引用元:駐日欧州連合代表部

各大学/各コースのウェビナー

私が出願したEurocultureコースでは、コースのコーディネーターさんと先輩が、出願者のためにウェビナーを開催してくださいました。ウェビナーというのは、ウェブ上で開催されるセミナーのことです。私はそこでMotivation Letterが選考で重視されるというアドバイスを聞き、特に力を入れて作成しました。

ネット回線さえあれば現地に行かなくても参加できるので、気になるコースのウェビナーがあればぜひ参加しましょう。参加の際、時差には注意してください。日本の真夜中に開催されることもあります。

ちなみに私が参加したウェビナーは、
日本時間の深夜2時に始まりました…!

ウェビナーの開催情報は、コースのウェブサイトやSNSで知らされることが多いと思います。あるいは、直接コースのコーディネーターさんや事務局に開催の有無を問い合わせてみてください。

各大学/各コースのブログ

大学やコースによっては、ブログが存在します。学生の生の声を確認できるので、あればぜひ確認してみてください。ちなみにEurocultureのブログはこちらです。

出願書類の準備に役立つかも

私は幸いEMJMDの一つEurocultureに合格することができました。出願書類を準備する上で気をつけたことなどは、別の記事でまとめています。

参考になればうれしいです!
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