ドイツのルームシェア「WG」で1年暮らして思った メリット&デメリット

1年のドイツ留学中、留学生専用の寮に住んでいました。良くも悪くも、寮での思い出がたくさん…。

どんな人がルームメイトになるかは、ドキドキですよね。ルームシェアは性格的に合う合わないがあるので、今回の記事が参考になれば嬉しいです。

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WGとは

ルームシェア型の住まいをドイツ語では“Wohngemeinschaft”略してWGと言います。ルームシェアと言うと、1つの部屋に複数人が住んでいて、プライベート空間が限られている気がしますよね。でも、水まわりの設備だけ共有し、個室は1人部屋の場合など、様々なタイプがあります。

私が住んだWGの特徴

実際に私が1年住んだWGはこんな感じです↓

・水まわりを男女6人で共有
・部屋は家具が備わった1人部屋
・建物全体に30人程度の留学生が居住
・洗濯機と乾燥機は寮全体に1つ
・寮費は水道光熱費とインターネット代込み
・清掃員がたまに掃除しに来てくれた
下2つの特徴は、WGならではのいざこざを防いでくれていた気がします。「〇〇の方がシャワー長いから光熱費もっと多く払ってほしい」とか、「〇〇がトイレ掃除の当番をしてない」とか、面倒ですからね…。
それでは具体的にメリット&デメリットを紹介していきます!

メリット

家賃が安い

WGの最大のメリットは家賃を抑えられることだと思います。家賃が安かったので、旅行や本にお金を使えたのが嬉しかったです。

家具付き

ベッド、マットレス(なぜか2個)、机、イス、棚、クローゼットが部屋に備わっていました。後々、絨毯や洗濯物干しを買い足しましたが、入居して即生活できるのは便利でした。WGは家具付きが多い印象です。

友達ができる

特に同じWGに住んでいたキレイ好きな同居人とは、様々な困難(デメリットの項で書いています)を乗り越えたので、留学後も会うくらい仲良くなりました。また、各々の出身国の料理を作って一緒に食べたのは良い思い出です。台湾人の子はタピオカミルクティーを作ってくれて、(まだ日本で流行る前だったので)不思議な飲み物にも出会えました。

情報共有できる

大学のことから、銀行、イベント、旅行で役立つ情報などを気軽に共有できました。ドイツ語で1から全て情報収集するのは骨の折れる作業なので、同じような生活をしている人たちと情報交換することは、とても効率的だと思います。

1人の時間もしっかり取れる

ずーっと誰かといるのは疲れるので、1人の時間も欲しいですよね。水まわりを共有していても、1人部屋であれば1人で過ごすことが十分にできます。私は部屋にこもってDVDを見るのが好きでした。ドイツの部屋は日本と比べて広いので、窮屈に感じることは全くありませんでした。

大量のじゃがいもをシェアできる

ドイツの市場では野菜がキロ売りされていることが多く、1人で食べきることは難しいです。私は同居人と特にじゃがいもをシェアしていました。あと、(ほぼ全てのお店が閉まる)日曜日に備えて食料を購入できなかった際、ルームメイトに助けてもらったこともあります!

デメリット

▲変な格好…笑

共有エリアを使いたいときに使えない

共有エリアは同居人とシェアしなければいけないので、自分が使いたいときに使えないことが多々あります。特に面倒だったのは洗濯!30人も住んでいるのに洗濯機が1つしか無かったので、混む時間帯は本当に待ち時間が長かったです。

共有エリアが汚い

定期的に清掃員が掃除しに来ましたが、キッチンとシャワーはかなり汚かったです。私の同居人たちは汚れてても気にしないタイプだったので、キッチンのコンロに食べ物が飛び散って焦げ付いても、排水管にモノが詰まってシンクに水がたまっても、シャワールームの床が水浸しでも、いつも放置されていました…。潔癖症の人はたぶん怒り狂うレベルです。

よくこんな強者たちと暮らせてたな…

私は一度3時間かけてコンロをピカピカに磨き上げましたが、掃除完了後20分経ってから使おうとした時にはもう汚れていました。むなしい。部屋によっては各々で掃除し、清潔を保っていたので、汚さは同居人次第です。

パーティーで騒がしい

閑静な住宅街に寮があったので普段は落ち着いていましたが、パーティー大好き留学生たちが週末にパーティーを開催することが多々ありました。「ここはクラブハウスか!?」と思うほど重低音が響いていました。

私は週末、旅行することが多かった&パーティー会場の2つ上の階だったので気になりませんでしたが、苦手な人にとってはストレスの温床でしかなかったと思います。留学生(特にラテン系)の多い寮はパーティー会場になる可能性が高いと、個人的には感じました。

デメリットの解決策

嫌なことは、はっきり嫌と言う。まずはこれを試しましょう。一人で言い辛ければ、誰か味方を探して一緒に言ってもらうといいです。まぁ、私の場合は言ったところで、共有エリアがきれいになることはありませんでしたが。それでも、いくらかはマシになりました。

我慢しすぎるのはストレスが溜まる一方なので、もし状態がひどければ、学校や大家さんに相談してみたり、現地でできた友達の口コミを頼りに、別の部屋を探してみたりするのも検討してください。

まとめ

WGは同居人次第で居心地が左右されるので、誰にでもおすすめできるモノではありません。ですが、同居人とうまく共同生活ができれば、留学生活がとても楽しくなるので、ぜひ気になる方は試してみてください!

私はこりずに、オランダでもルームシェアします…!

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