大学院に合格するまでの軌跡を書いてみることにしました。
Part 1は就職活動の頃の話です。就職するか、留学するか、いろいろ悩みました。
2015年秋から2016年春(留学開始まであと5年)
2015年当時、私は大学3年生でした。
就職活動が始まる直前の時期に、海外大学院進学を具体的に考え始めました。第4~5セメスターの1年間、ドイツ交換留学を経験し、「ヨーロッパで勉強したい欲」がかなり高まっていたのが原因です。
また、日本の就活には違和感しかなく、しかも、自分が仕事として何をしたいか、当時はわかりませんでした。なんとなく興味のある業界と企業を調べ、就活を進めつつも…
「Erasmus(エラスムス)」って、聞いたことはありますか?Erasmusとは、EU内の学生の流動を推進する取り組みです。これのおかげで、EU加盟国の学生は留学をしやすくなりました。具体的には、EUの予算を奨学金に割り当てたり、共通単[…]
就活と大学院リサーチを進めるうちに、
・内定獲得→就職&学費を稼ぐ
・就活失敗→卒業後すぐ大学院進学
という計画を立てました。遅かれ早かれ、海外で勉強することはキャリアの絶対条件でした!ちなみに、一緒にドイツ留学していた友人の中にも、同じような考え方をしている人が多かったです。
2016年夏から2017年春(留学開始まであと4年)
結果的には、内定を獲得したので「就職」の道を選びました。
周りが徐々に内定を獲得する中、自分だけが内定をもらえていないと、とてつもない不安に襲われます。内定をもらった時は純粋にとても嬉しかった!はずが…、しばらくすると、なぜかスッキリしない気分に。卒業論文のための研究を進めるうちに、研究が楽しくなってきたというか、もっと調べたい、もっと知りたいという気持ちが強くなっていたからです。大学院行きたいな、と改めて思っていました。
また、大学4年生の夏にして初めて本格的にサークル活動(広報)に参加した結果、自分がデザインに興味があることを知りました。でも内定したのは営業職。
「営業でもデザインスキルは必要。」
「せっかく内定したから、断るのはもったいない。」
Part 1では就職と留学で迷い、最終的に「就職」を選んだところまでお話ししました。Part 2は入社1年目に苦しんだ話です。私が入社した会社は日本のとあるIT企業で、職種は営業でした。ITについて勉強したり、お客さんを訪問したりす[…]