留学先の選び方(ヨーロッパの大学・大学院)

どこに留学するか。どうやって留学先を調べて、選ぶか。そんな疑問に答えられるよう、記事を書いてみました。留学先を選ぶ上で便利なサイトを多数紹介しています。

ドイツに進学を希望していた私が、最終的にオランダに進学を決めた理由もお伝えします!

留学する国はどう選ぶ?

 

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↓留学先を選ぶ上で判断基準になるのは、こんな感じの項目だと思います。

  • 国や地域
  • 学べる科目
  • 物価や学費
  • 気候
  • 治安
  • その他、好きなモノ・コト(言語や文化、食べ物、スポーツ)etc…

これらを総合的に判断して、自分に合う大学を探すわけですが、おすすめしたいことが一つ。それは、留学先の国を限定しないことです。その方が選択肢を増やすことができます!非英語圏での英語プログラムや小国の場合、そもそも選択肢が少ないです。あまりにも限定的に調べると、せっかく自分に合うプログラムが別の国にあっても気づけないので、もったいないです。

私もはじめはドイツの大学しか見ていませんでしたが、結局オランダの大学に進学することを決めました。ドイツに絞らず大学を探した結果、オランダやフィンランドに魅力的なプログラムがあることを知ったからです。「国」をはじめは重視していましたが、「学べる科目」を最終的には重視したということです。

「絶対にこの教授の下で研究したい!」という想いがある方も、併願校は幅広く調べ、見つけ出してみてください!

カリキュラムは確認必須!

syllabus

学部やプログラム名だけで判断せず、必ずカリキュラムを確認しましょう!後々、後悔しないためにも大切な作業です。同じ学部名でも大学によって政治・経済・文化・文学など、重点を置いている専門分野が違うからです。

私の場合、「European Studies」と検索し、出願先を探しました。たとえば、オランダのマーストリヒト大学とドイツのケルン大学が共同で実施するダブル・ディグリー・プログラムを発見したのですが、カリキュラムや授業内容が研究したい分野とズレていました。そのため、立地的にとても魅力を感じましたが、出願しませんでした。

ケルン行きたかったな…
私が参加する予定のジョイント・ディグリー・プログラムの協定校の中にも、ドイツの大学が含まれていましたが、カリキュラムを熟読した結果、オランダの大学を志望しました。学びに行くわけですから、後悔しないためにも、この判断はよかったかなと思います。
ドイツには旅行かインターンシップで行きたいと思っています!

ドイツの大学・大学院を探すなら

ドイツの大学・大学院を探すなら、Study in Germanyが使えます。Germanyの部分を別の国に変えれば、他の国の留学先を探すことも可能。たとえばオランダを調べたい場合は、Study in Holland。簡単ですね!

ドイツの場合は、DAADも便利です。こちらのページでは、英語で実施されるドイツのプログラムを検索することができます。DAADはドイツの大学が共同で設置している機関で、大学の国際交流を促進する役割を担っています。ドイツに留学するなら、DAADは要チェックです!

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Student

ジョイント・ディグリーやダブル・ディグリーも確認しよう!

university

ジョイント・ディグリーやダブル・ディグリーの選択肢もぜひ視野に入れてみてください。結構おもしろそうなプログラムが文系・理系ともに存在します。

ジョイント・ディグリー・プログラムとは、連携する大学間で開設された共同プログラムを修了した際に、複数の大学が共同で単一の学位を授与するもの。

ダブル・ディグリー・プログラムとは、複数の連携する大学間で開設された同じ学位レベルの共同プログラムを修了した際に、各大学がそれぞれ学位を授与するもの。

引用元:文部科学省

“トリプル・ディグリー”という、3つの大学から学位を取得するプログラムもありますよ。

ヨーロッパ留学でおすすめなジョイント・ディグリー・プログラムの一つが、Erasmusムンドゥスです。詳細は別の記事で紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください↓

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複数の大学から学位をもらうことの何がいいのか…。あくまでも個人的な意見ですが、日本企業に就職するという観点では、それほどメリットはないでしょう。そもそも日本企業の多くは修士・博士を軽視していると感じています。特に文系。残念です。

私自身がジョイント・ディグリーを選択した理由は、複数の国で研究することが(私が専攻している)多様性理解を研究する上でメリットになると思ったからです。

就活の時期になったら、改めてメリットを紹介します!

ヨーロッパの大学・大学院探しで使えるサイト

search

単にGoogleで検索しても出てきますが、以下のサイトも使いやすいのでおすすめです。

 Study.EU
Study.EUでは英語で学べるBachelor(学士)/Master(修士)/PhD(博士)の検索が可能です。大学や国の情報も載っているので便利。

 Studyportals
Studyportalsではヨーロッパに限らず、110ヶ国のプログラムを検索することが可能です。BachelorMasterPhDなどそれぞれサイトが分かれているので、自分に合ったサイトを使いましょう。

これらのサイトで気になるプログラムをリストアップし、その後、各大学のホームページを確認する調べ方がおすすめです。検索のとき、検索ワードが結構重要。私は「European Studies」以外に、「identity and diversity」や「diversity and inclusion」などの自分が興味のある事柄を検索し、いくつか追加でプログラムを見つけることができました。

留学フェアも情報収集におすすめ

留学フェアへの参加もおすすめです!留学エージェントが開催するモノもありますが、日本学生支援機構(JASSO)で告知されているイベントにとりあえず参加してみましょう。悪質なモノが混ざってないので安心です。ヨーロッパ留学に興味のある方は駐日欧州連合代表部が主催する欧州留学フェアにぜひ参加してみてください!

 

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